オランダでの移動手段は「OVチップカード」というプリペイドカードの事実上一択であるということは以前のエントリーで紹介しました。

「地球の歩き方」すらまともに読まずに、かなりのいきあたりばったり風味で入国したこともあって、このカードの使い方がひとクセあることに全く気づいていませんでした。

各駅にあるチャージ機。Amexが使える機器と使えない機器があるので要注意

まず、カード残高がいくらあるのか、乗車時に「ピッ」としただけではわからないのです(訂正)カード残高は「ピッ」としたときに小さく表示されますが、降車時にチェックアウトし忘れると鉄道で20€、バス・トラムで4€ペナルティーが課され、次回チャージ時に差し引かれてしまいます。とにかく、めちゃくちゃ使い勝手が悪い印象です。

駅のホームにある「ピッ」とするやつ。乗り降りで同じ機械です。電車の場合は子ども料金をどうやって支払うのかわかりません。

過去3日間子連れでバス乗車してきたんですが、運賃の支払いに関してどの運転手さんからも何も言われなかったので「子どもは無料なんだ」と勝手に解釈してたんですが、今日の運転手さんは違いました。

「子どもの料金、払ってよー」って言われ、発車を待たせながらカードで1.5€(4歳から12歳までの子ども1日乗車賃)を決済してチケットがぴらーっと印刷されました。全く無知とは恐ろしい。ただ次回以降、毎回乗車時にこれしなきゃいけないのはかなり面倒。もっとスマートな方法があるはずなので、調べておきます。

追記: そもそも無記名式のOVチップカードには子ども料金の設定はなく、子どもであろうと同じカードで乗車しなきゃいけないようです。記名式(住所、銀行口座と紐付けされる)OVチップカードであれば「子ども用」として登録でき割引運賃適用なんだそうです。

4〜12歳の子ども1日1.5€乗車券