以前のエントリーで「とにかく使いづらい」と酷評したOVチップカードですが
ペナルティが返金されました
バスやトラム、メトロの乗り降りでは必ず「ピッ」とリーダーにかざさないといけません。これを怠るとペナルティが課され、残高が「えぇーーー?」って驚くほど激減します。駅のチャージする機械で€50入れたはずなのに、思ってた残高と全然合わないってことになります。
そもそも、チャージする場所によって使えるカードの銘柄が変わるのも使いづらい一因です。Den Haag Centraalなどの主要駅ではAmexが使えますが、トラムの駅や車内ではAmex使えず、VisaやMaster(Maestroも)しか使えません。
話を戻してペナルティーの件ですが、すでにオランダに住んでいる方々のブログを眺めていて「返金の制度」があることに気づきました。OVチップカードのサイトに行き、カードの番号とメールアドレスを登録すると、ピッとしていないトランザクションの項目が日付順に表示されます。
これを、乗車・降車の場所を確認しながら入力していくと(虚偽かどうかをどうやって判断しているのか不明)、最終的に返金される金額が表示されます。
そのカードを持って、近所の端末にかざし、画面の遷移どおりに進むと見事返金されました。€20ほどペナルティーが課されていたはずですが€17.5ほど帰ってきました。マイナス€2.5はどういう意味かよくわかりませんが…。まあ、合理的といえば合理的。
合理的といえば…、駅に駅員さんはほぼ見かけません。日本の鉄道のようにあちこちウロウロしている関係者は皆無です(まあこれはオランダ以外の欧米諸国みんなそうですが)。主要駅でも、ゲートのそばに数人立ってるだけで(しかも、隣の人と雑談して楽しそう)、ホームにも駅員さんはほぼ見あたりません。
改札がないぶん、時々検札係の人が乗り込んできて、きちんと乗車のピッをしたかどうかチェックしに来るそうです。ピッをしていないとかなりの金額のペナルティーが課されるんだそうです。そういえば、一度だけバスの中でその係の人に遭遇しました。
戻ってきたといえ、もともと自分のお金なので、儲かった感覚はありませんが、無くしたものが戻ってきたようで嬉しいですね。明日はまた、スヘフェニンゲンビーチに行くつもりなので、作って持っていくサンドイッチの原資になりました。