前回のエントリーでアパートがほぼ決まったことをお伝えしました。

結局、担当者さん次第

その担当者Lさんは「もうここでほぼ決まるから、これ以上ほかの物件を見る必要はないよ」と言ってくれましたが、実はその翌日にすでにほかの物件を内覧する約束を別の不動産業者と話がついていました。

どんな物件を見れるかという興味もあり、もしかして昨日決めた物件よりいい部屋が見つかるかもしれないとう淡い期待を持ちつつ、案内してもらいました。

ロッテルダムを拠点に営業するR社のDさんというアムス出身の担当者です。まあとにかくよく喋るひとで、英語の発音自体は聞き取りやすかったので(自分としては)かなり理解できたました。

家族構成を事前に伝えていたことや、基本的に家具付きを希望していたので、予定していた4件のうち1つは「あまりお勧めできない」ということでスルーしましたが、見た物件はどれも、これまで見たものよりも随分といいものでした。

以下、物件ごとではないランダムですが、よかったポイント。

  • 道を挟んだ目の前が公園で、子どもを遊ばせやすい
  • 1階で裏庭があり、自生したイチジクの木があること(実がなってた)
  • 家具調度品がそこそこのセンスでまとめられていたこと
  • 地下室があり、子どものプレイルームが設えてあったこと
  • 繁華街に近く、買い物や食事にとても便利なこと
  • お風呂(バスタブ)があり、足を伸ばして浸かることができること
  • 外部からの侵入がない中庭の花や木の雰囲気がよかったこと
  • キッチンの鍋や食器まで揃っていたこと

などです。

前出の担当者Lさんといい、このDさんといい、担当者によって提案される物件がここまで違うものかとびっくりしました。というのも、この2人の担当者に出会うまでは、「その物件はもうレンタル済みですね、ガチャ(電話を切る音)」っていう不動産業者ばかりで、正直物件探しが嫌になっていました。

考えてみれば、日本でも不動産屋さんの対応って千差万別ですよね。不動産屋に限らずどんな業界でもそうですが…。

今回、最後に出会ったこの2人の担当者さんに救われた気がします。最後のDさんなんて、「もうすでに決まってる物があったとしても、バックアップとしてほかのものも押さえておいたほうがいいよ」というアドバイスもしてくれました。まあ結果的にはDさん物件は全てお断るすることになったんですけど。