今日は3日間のお試し登校の初日です。
大丈夫かな…は、杞憂でした
学校で一人ぼっちになってやしないか…、言葉が出てこずに一言も発さないまま一日を過ごしていないか…と、実は、私も妻も心配していました。前日の夜、本人の緊張がマックスの達したのかどうかわかりませんが、寝かしつけのときに涙をためて、何かを我慢しているような表情をしたからです。
初日は、「朝8時、ほかの生徒らが登校するする約30分前に来てほしい」という校長のオーダーで、まだ静まり返っている学校に着くと、すぐに主任格のR先生が出迎えてくれました。
ロッカーの場所、靴の置き方、持参したバッグはここへ…などと一通りのレクチャーを済ませると、クラスメートたちが続々と登校し始めました。最初にやって来た男の子にR先生が、「○○君、長靴の置き場所を教えてあげて」と指示し、廊下の先の長靴ロッカーまで案内してくれました。
どうやら前日、「明日、新入生が来るからあれこれ教えてあげましょうね」とクラスメートたちがシミュレーションしてくれたんだそうです。
下校時には満面の笑顔
午後2時、門の前まで迎えに行くと、校庭の奥から笑顔で走ってきました。「今日は、お友だちが3人できたよ」「給食はミートボールとじゃがいもだった」「転んで靴が汚れちゃった」と矢継ぎ早に、嬉しそうに話す娘の顔を見て安心しました。心配は全く杞憂に終わり、私たちも胸をなでおろしました。
学校に着いた瞬間はもじもじしていましたが、後ほど送られてきたR先生のメールには「自ら進んでWorkのテーマを決めて、ほかの子どもたちと真剣に取り組んでましたよ」とありました。気持ちの切り替えが早いことや、他者をおもいやりつつ自らの気持ちも発露する協調性などが、彼女の持ち味であることを再確認しました。これまで慣れ親しんできたモンテッソーリの教具が環境内にあふれていることも奏功したのだと思います。
うちに帰ってくると「Can I have a towel?」とか、普通に英語で話すようになりました。切り替えが早いというか、感化されやすいというか(笑)。