同じクラスのI君が、パパの自転車の後ろにつかまって学校に行っているのを見かけて以来、娘の「スケートで学校に行きたい熱」が高まり、ほぼ毎日歩くようなスピードで滑って通っています。

オランダの自転車専用道路は陸上競技場のトラックのような少し柔らかい舗装がされています。段差がほとんどないのでインラインスケートにも好都合です。ただ、自転車だけでなく速度制限25kmのスクーターも走るので、交通を阻害しないようにある程度のスピードを出していないと迷惑がかかりそうです。まだ娘は、小走り程度のスピードしか出せないためもっとスピードに乗る練習をしなければいけません。

インラインスケート猛特訓中

そこで、わたしの出番。実家の近くにアイススケート場があったので、子どものころから頻繁に通っていました。大人になってからはあまり行けていませんが、「西日本総合展示場」で毎年(仮設で)行われている「北九州アイススケート」にはちょくちょく行っていました(ちなみに、アイスホッケー用のマイシューズ持ってます)。オランダでもスケートは盛んだそうです。

インラインスケートは初めてですが、アイススケートができるんだから簡単だろうとたかをくくっていました。

YouTubeで一通り勉強して、ロッテルダムのスケートボード専門店でお兄さんにおすすめを聞いて自分用を買ってきました。PowerSlideという日本では聞き慣れないドイツのブランドのものだそうです。

仮住まいの裏手にある工場エリアには車があまり入ってこない場所があるので、そこで練習です。いざ滑り出そうとすると、「アスファルトで転ぶ」恐怖心が先立ってうまく滑れません。滑り出しはアイススケートと同じ要領ですが、YouTubeで見た止まり方なんて怖くてできない…。

そうだ、アイススケートと一緒で、先に「転び方」と「止まり方」の練習をしなきゃ。と思いました。それにしても、本当にアイススケートのようにスムーズに滑って止まれるようになるのか、あまり自信ないです。