日本を発つときにちょうど一般の接種が始まったんですが、2回め接種が飛行機の便に間に合わないこともあり断念していました。
我が家にワクチン接種を促す手紙が
住民登録していたらそのうちにレターが来ると聞いてたのですが、待てど暮らせど音沙汰がなかったんです。12月に入って、なんだか新株オミクロンの話題が急速に広まって、ロックダウンも辞さず…みたいな空気感になったときに、「ワクチン接種、予約無しで摂取できますよ」手紙がやってきました。
デルフト市役所での接種会場は週に1回だけみたいで、その当日行ってみると、気温5度、霧雨降るなか建物の外にまで20人程度の行列が伸びていました。ただ行列は少しずつ動いていたので、ものの15分程度で自分の番がやってきました。
事前に問診票を書いていたので、受付自体もスムーズです。受付のお兄さんは、「ワクチンはファイザーとジョンソンエンドジョンソンが選べるけどどうするか?」と尋ねてきました。海外に出かけることがあるなら、ジョンソンエンドジョンソンのワクチン接種証明は意味を成さないこともあること、ファイザーは2回接種、ジョンソンエンドジョンソンは1回だけ、ほとんどの人がファイザーを選んでいることなどを説明されました。
日本人はあまり打った実績がないであろうジョンソンエンドジョンソンにしようかと一瞬悩みましたが、後々面倒なことになりそうとファイザーを選び、案内された椅子に座るとものの1分で注射完了。「15分くらいそこに座ってて、大丈夫そうだったら帰ってちょうだい」と言われましたが、ほとんどの人は5分程度で席を立っている模様。私は念の為15分そこに居ながら、人々の様子を眺めていました。
翌日、筋肉痛のような痛さや熱が上がることも…って言われましたが、少し肩がこわばっただけで、ほぼ副反応なしでした。2回めもそんなに心配なさそう。
接種証明をアプリに登録してみると、これもいとも簡単。Digidという個人認証アプリを立ち上げていくつかの項目を入力したら、すぐに反映されました。折しも日本でもワクチン証明アプリが配信され始めて、Facebookではその書き込みが少し話題になったので、わたしも投稿をと思いスクショを撮ると、捏造や違反防止のためか「スクリーンショットはだめよ」的なアナウンスが表示されました。よく出来てるなあと思ったのと同時に、こちらでは闇QRコードのようなものが高価で流通しているらしいという話も思い出しました。