買い物時、店によっては€100紙幣を受け取ってくれません。スーパーでも€100紙幣を出すと店員さんが明かりに透かして見たり、ほかのスタッフさんを呼んだりして決済が滞ります。挙句の果てにほかの小額紙幣を出すように言われたこともあります。
一方で、€1.79とかのものを購入しようと€2コインを出すとお釣りは10セントコイン2個だけ帰ってきます。あれ?もう1セントは?って思うんですが、そんなのスルーです。社会の仕組みとして1セントレベルはオミットされている感じです。だったら1.79じゃなくて1.8って書けばいいのにね。物理的なお金が全く信用されていない感じがします。
ということで物理的なお金は極力持ち歩きません。ポケットに現金があるとモヤモヤするからです。必然的にカード入れが重宝されるんですが、そのカード入れもカードの出し入れが面倒で、数枚のカードを裸で持ち歩いていました。さすがにポケットの中で収まりが悪いので、輪ゴムで括ってる次第です。
いつかのニュースで、日本でも現金をあまり持ち歩かなくなって「長財布のニーズが縮退して、春財布というマーケティングがホニャララ」というのを見かけた気がします。一方で毎日持ち歩くものを小さくまとめる「EDC(エブリデイキャリー)」として新たなマーケットが広がりつつあります。わたしのEDCはこの「輪ゴムでひとまとめ」というわけです。