オランダの一般家庭への物流は日本郵便みたいなPostNLのほかに、UPSやFedEx、DHLなどのアメリカの物流企業が参入しています。

日本の郵便局から国際貨物はFedExで

先日、日本の自宅から送ってもらった国際貨物は大阪でFedExに積み替えられて送られてきました。到着の数日前に関税の支払いを求められ、送料2万5,000円に加え約7,000円の税金がかかったことは前のエントリーでも書きました。

Day056|日本からオランダへ荷物を送るとすごい送料と関税が

オランダへ来るときになるべく荷物を少なくしたかったので、夏の服中心にしたことや、こちらで入手しづらいものが意外とあることで、日本から荷物を送ってもらいました。 …

その少しあと、オランダの実店舗やAmazonでは入手できない、子どもの習字用「半紙」を購入するために「日本のAmazon」にオーダーしました。

日本のAmazonからの荷物はDHLで

541円の半紙を3つ=1,623円に対して送料が1,838円、合計で3,461円です。こちらの物価高を鑑みても全然オッケーな金額なので即ポチッとしました。到着には約2週間とページに表示されましたが、実際には10月9日オーダーしたものが翌週15日に届いたので、ちょうど1週間で届きました。理由はわかりませんが、関税がかからずそのまま普通に玄関まで持ってきてくれました。

余談ですが先日こんな事がありました…

配達に来たUPSのドライバーが「隣の建物に配達する荷物があるんだけど、不在なの。あなたのアパートのドア(鍵がかかる集合扉)の内側に置かしてもらえる?」って。「えぇっ!?今から出かけるんだけど、その人が私を尋ねてきても応えられないし。こういうことはオランダでは普通なの?」って返事したら、「当たり前よ。じゃあお願いね。サンキュー」って立ち去っていきました。

そういえば、こちらでお友だちになった日本人の方が「オランダでは近所で協力しあうのは普通」って言っていたのを思い出しました。少し前の日本みたい。その後、夕方日が暮れて荷物の主が受け取りに来ました。

配達の前日にメールで、直前にSMSなどで通知が来るのも日本同様でありがたいです。しかもほぼ時間通りでやって来ます(ドライバーはたいてい無愛想ですが)。バスや電車がほぼ時間通りなのも、フランスやイタリアとは違った国民性を感じます(日本人には馴染む)。

それにしても、個人で送った「自分の荷物」に関税がかかり、Amazonで注文した「商品」に関税がかからないのはどういう理屈なんでしょうね。しかも送料はリーズナブル。価格差を考えたら「日本のAmazon」に注文するのが手っ取り早くて安いような気がします。