娘の歯については、帰国時に地元の歯医者さんで、短期間に集中して診察〜治療してもらっていたのですが、やっぱり定期的な検診は欠かせないよねと思い、オランダでの子どもの歯科について調べました。

まずは、普通のドクター同様、かかりつけ医の登録が必要なようです。身近な歯科医院については、こちらでお友だちになった日本人家庭のKさんに尋ねて、紹介してもらい早速登録。掛けている健康保険の会社や通常のかかりつけ医、アレルギーの有無、これまでの歯科診療経験などをウェブサイト上で登録すると、2日後くらいに電話が掛かってきて、早速診察のアポ取りです。

電話で英語を話すのが超苦手なので、運良く隣りにいた妻に代わってもらって予約完了。

診察当日、予約時間よりも20分くらい早く到着してしまって、若干緊張して受付を済ませると、すぐに診察室に呼ばれました。

歯科医(以下、歯): Mはあなたね。こっちに来てー
私: 私も一緒に入ったほうがいいん?
歯: そうやね、一緒に来て見てて
私: らじゃ

診察台に座って

歯: 最後に歯の治療をしたのはいつなん?
私: 去年の12月、日本で診てもらったんよ
歯: 7カ月前ね。オランダでは歯医者にかかったことないん?
私: うん、ないんよ。今回がオランダに来て初めてっちゃ
歯: アレルギーはない?
私: うん、全くないね

ひととおり歯をみて

歯: えーっと、問題のあるところは無さそうやね
私: そうなん?治療のいるところはない?
歯: うん、パーフェクトね
私:(ほんまかいな)

歯: 今からフッ素塗るから1時間は何も飲んだり食べたりせんでね
私: フッ素って2回塗るんよね?
歯: これは強めの薬だから1回よ
私: 来週もう一度くるとかじゃないん?
歯: 今日はもうこれで終わり。でも、一般的に年に2回の診察がおすすめやから、12月ころのアポ取りを受け付けでしてね
私: それだけ? もう終わり?
歯: 終わりよ。ハバナイスデー

めっちゃイージーに終わりました。受付でもときに費用を請求されることもなくそのままさようなら。いつもイライラしているバスの運転手、支払いに手間取るおばあちゃんに苛立つスーパーのレジ打ちに比べて、なんと朗らかな印象のクリニックでしょう!!ここを紹介してくれたKさんに感謝です。

オランダでは16歳までの子どもの歯科治療費は政府持ちだそうです。親の保険によっては「矯正」も含まれるそうなので、保険の見直しをしなきゃなと思った次第です。