日本では小学2年生の3学期くらいまでに「九九」って覚えますよね。

wooden multiplication board
wooden multiplication board

自分がその歳だった50年前もすでにそうでした。ずーっと同じ時期に同じ要領で教育されているのって「すごい」ですね。

先日ロッテルダムを散策してて見つけたおもちゃ屋さんで、この木製の知育ブロック「掛け算」を見つけました。日本の小学校ではまだ一桁台の足し算と引き算を始めたばかりなので、娘はまだ九九(掛け算)の概念が分かりません。ただ、モンテッソーリ教具の「数のビーズ」で1から1000まで変化する数のボリューム感みたいなものは掴んでいるので、ブロックに置き換えての習得は早いと思います。

ロッテルダムのおもちゃ屋さん。教育玩具メインの品揃えでしたが、マダムは英語が苦手なようで、コミュニケーションは若干苦労しました

24や32など、答えが共通のものを並べて、その理由を探るなど数字の面白さにはまったようです。

数学的に美しいのは「12進法」なのに私たちが「10進法」を使っている理由 - ナゾロジー

私たちはふだんの生活の中で、何の疑問も持たず「10進法」を用いています。そのため私たちは「10」が「キリのいい数字」と考えますが、そもそもなぜ「10」でなければいけ…

この掛け算ブロックが12まである理由は十二進法や「12という数字が科学的に美しいから」が理由かと思いますが、九九までを暗記した我々日本人にとって、10以上の桁を覚えるのはちょっと戸惑いますよね。

Amazonに似たようなのがありましたが、こちらは10の位まで。